症例報告
50代 男性/事務職/社会人サッカー継続希望
主訴
右ふくらはぎの肉離れによる歩行時痛および運動時痛
受傷機転
社会人サッカーの試合中、切り返し動作を行った際に右下腿後面に疼痛を自覚。
既往歴
特記事項なし。
お悩み・目標
年齢を重ねても社会人サッカーを継続したい。
今回のケガをきっかけに「再発しない身体の使い方」を身につけたい。
初回評価
初回時、腓腹筋内側頭に著名な圧痛を認め、荷重時痛により明らかな破行がみられた。受傷直後のため表在的な皮下出血は確認できなかったが、エコー評価にて筋内および皮下に出血像を確認。数日後には表面にも皮下出血が出現した。
足関節背屈制限、下腿後面の過緊張に加え、股関節・体幹からの荷重コントロール不良がみられ、局所へのストレス集中が受傷要因の一つと考えられた。
施術・アプローチ
炎症期を考慮し、初期は組織修復を妨げない範囲での手技と循環改善を優先。疼痛の軽減とともに、足関節・股関節の可動性改善、体幹を含めた荷重バランスの再学習を段階的に実施した。
また、+Rebodyが大切にしている「より動けるカラダづくり」を目的に、局所の回復だけでなく、再発につながる動作パターンの修正とセルフケア指導を行った。
6回目評価
腓腹筋内側頭の圧痛は一部残存するものの、日常生活動作への支障はほぼ消失。歩行時の破行は改善し、通常の移動は問題なく行えている。
一方で、つま先立ちでの強い荷重(階段昇降、ケンケン動作など)では疼痛が残存。現在はトレーニング強度を調整しながら、下腿だけに頼らない全身連動を意識した運動療法を継続中で、経過は順調である。
考察・まとめ
今回の症例では、肉離れという局所の損傷だけでなく、切り返し動作時の身体の使い方が大きく影響していた。年齢に関わらずサッカーを継続するためには、筋力だけでなく「機能的に動ける状態」を取り戻すことが重要である。
+Rebodyでは、痛みを取るだけで終わらせず、再発予防を見据えた機能改善と動作の再構築を行うことで、スポーツを長く楽しめる身体づくりをサポートしている。
今後は競技復帰に向けて、負荷の高い動作への対応力を高めながら、安心してプレーできる身体を目指していく。
