症例報告

今回ご紹介するのは、農業に従事する50代男性の頚部痛に対する症例です。

日常的に前かがみ姿勢や長時間の同一姿勢が多い仕事環境の中で、ある日「寝違えたような違和感」を自覚。その後徐々に痛みが強くなり、頸部の動きに著しい制限が出現したため来院されました。

既往歴として変形性頚椎症があり、以前から首への不安を感じていたとのことでした。今回の症状をきっかけに「このまま農業を続けられるのか」「将来的に首の痛みが慢性化しないか」という不安を強く抱えていました。

初回評価では、頸部伸展時痛・回旋時痛が著明で、安静時痛や起き上がり動作時にも痛みを認めました。動作分析を行うと、胸椎の可動性低下と頭部前方位姿勢が強く、頸部が常に過緊張状態となっていました。この姿勢不良が頚椎へのストレスを増大させ、痛みを助長している状態でした。

静岡市葵区海野接骨院+Rebodyでは、痛みのある部位のみへの施術ではなく、「首に負担をかけている身体の使い方」に着目し、より動けるカラダづくりを目指した評価と施術を行っています。

施術では頸部周囲の過緊張を軽減すると同時に、胸郭・肩甲帯の可動性改善を中心にアプローチしました。また、再発予防の観点から姿勢評価を行い、頸部だけに負担が集中しない身体バランスの獲得を目的とした運動療法を段階的に導入しています。

6回目の施術時点では、可動域制限は大きく改善し、日常生活動作での痛みも軽減しました。しかし、不良姿勢の影響により伸展時痛が一部残存していたため、現在はストレッチポールを用いたセルフケアを自宅でも継続していただいています。加えて、姿勢改善を軸とした運動を取り入れ、正しいアライメントを身体に再学習させる段階へと移行しました。

静岡市葵区海野接骨院+Rebodyが大切にしているのは、「その場の痛みを取る」ことではなく、日々の仕事や生活動作に耐えられる身体機能を取り戻すことです。運動習慣を通じて身体を正しく使えるようになることで、頚椎への負担は大きく軽減され、再発しにくい身体づくりへとつながります。

農作業という負担の大きい仕事を長く続けるためには、治療と同時に機能改善・姿勢改善・セルフケアの継続が欠かせません。

静岡市葵区海野接骨院+Rebodyでは、一人ひとりの生活背景に合わせた運動習慣の提案を行い、「仕事を続けられる身体」を支えています。

今後も静岡市葵区海野接骨院+Rebodyは、頚部痛の改善だけでなく、再発予防とより動けるカラダづくりを通して、患者さまの将来まで見据えたサポートを提供してまいります。