今回ご紹介するのは、70代女性の膝痛に対する症例です。
手術後に一定期間の入院生活があり、その影響で全身の筋力低下が顕著となりました。退院後は日常生活動作(ADL)を行う体力・筋力が十分に戻らず、歩行や立ち上がり動作において膝へ過度な負担がかかる状態が続いていました。
来院時の主訴は膝の痛みでしたが、ご本人が最も不安に感じていたのは「今の症状だけでなく、将来歩けなくなるのではないか」という強い不安でした。身体の痛みだけでなく、生活の質や将来への不安が大きく影響しているケースでした。
初回評価では、膝関節の屈伸制限がみられ、膝蓋骨周囲には明確な圧痛を確認しました。歩行分析では歩幅が極端に狭く、下肢筋力低下による不安定性が顕著で、無意識に膝をかばう代償動作が繰り返されていました。この代償動作こそが膝痛を長引かせる大きな要因であると考えられました。
静岡市葵区海野接骨院+Rebodyでは、痛みのある部位のみを見るのではなく、「なぜその動作になっているのか」「どの機能が低下しているのか」を評価し、より動けるカラダづくりを目的としたサポートを行っています。
施術では膝関節周囲の負担軽減と可動域改善を図ると同時に、歩行に必要不可欠な股関節周囲筋や体幹機能へのアプローチを実施しました。特に入院生活後は運動量が大きく低下するため、無理のない範囲で安全に行える運動習慣の再構築が重要となります。
6回目の施術時点では、膝の痛みは消失し、屈伸制限も改善傾向を示しました。歩行時の不安定性も徐々に軽減し、歩幅の拡大が確認されています。現在は股関節周囲の運動を中心に、鏡を用いたフォーム確認やポスログを活用しながら、「一歩一歩を丁寧に進める」ことを意識したトレーニングを継続されています。
静岡市葵区海野接骨院+Rebodyが大切にしているのは、施術による一時的な改善ではなく、再発予防と機能改善を通じて「自分の力で動ける身体」を取り戻すことです。日常生活そのものを運動習慣へとつなげていくことで、歩く・立つ・出かけるといった当たり前の動作が将来にわたって維持できるようになります。
今回の症例では、膝だけに着目するのではなく、股関節・体幹・歩行動作を包括的に見直すことで、安心して歩ける身体づくりが可能となりました。
静岡市葵区海野接骨院+Rebodyでは、高齢期においても「年齢のせい」と諦めるのではなく、正しい評価と運動によって機能は改善できるという考えのもとサポートを行っています。
「また歩ける」「外へ出かけたい」という前向きな気持ちを支えるために、静岡市葵区海野接骨院+Rebodyは今後も一人ひとりに寄り添い、より動けるカラダづくりと再発しにくい身体づくりを提供してまいります。
